vanilla
こちらはヒナの二次創作ブログです。 取扱は黒バス・黄黒SSとなっております。

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8/5夏スペ 

 当日は「vanilla C16」です。
 vanillaは漫画描きのツカサさんと文字書きヒナの合同サークルとなっております。
 当日発行は2人の時間が合わず、個人誌本のみの発行となっておりますが、ツカサさんに無理いって書いてもらった表紙が可愛いので、是非に表紙を覗いていって下さい! 黄瀬ユニフォーム黒子っちがお出迎えしますよ!

 本タイトル「彼氏のユニフォーム」P28 R18 
 サンプル抜粋は次ページです。
 R18なのでご注意ください
 
 サンプル抜粋です。


「なにヘラヘラしてやがんだ、黄瀬!」
「うぉわっ!」
 ガッツ、と後方から呼ばれたと同時に背中を思い切り足蹴にされ、黄瀬は思ってもみなかったその攻撃に、「なんで俺の周りってこう、俺を蹴るヤツばっかスか!?」と心中で訴えながら、その場に両脚を踏ん張る事が出来ず――
「バッシャァァァン!」
 盛大な飛沫を飛ばしアスファルトを濃く濡らし、花々には栄養を与えながら円型噴水にダイブする。
「…っと、ちと蹴り過ぎちまったか?」
 その見事な落ち具合にポツリと呟くも、その声音に反省の色はまったくなく、冷めた目で青峰は一つ息を付いてそうぼやく。
頭の隅にはWC中という言葉が浮かびはしだが、
「……つ、冷たいっスっっ!」
 ザバリ、と噴水の底に両手両膝を付いて顔を上げ雄叫びを上げた黄瀬に、「ま、黄瀬だから頑丈だろう…」そう勝手に納得して、滴った水に髪といわず全身をずぶ濡れにした元同中を眺めれば、そこに隠れる様にいた小さな人影を見つけた青峰は、いつもは鋭い両目を大きく見開く。
「! テツ!」
 両手を付いた黄瀬の胸に守られる様にして閉じ込められていた黒子だったが、黄瀬の体重に押され、小柄な体が噴水の中に横たわった格好になってしまっている。
「ワリッ、テツ!」

* * *

「ふぇ、へ、へっくしょい!」
 つい先日まで秋日和だったのが噓のように陽の光も弱くなり、ぶるりと震え豪快にくしゃみを連発しながら、水びたしで噴水から抜け出した黄瀬は、まるで大型犬の様にしてぶるぶると大きく顔を左右に振っては、ぽたぽたと額や頬、首筋にまで流れてくる重くなった髪の水気を飛ばす。
ついでに、ぐしょぐしょになった上着をベンチに投げ、水に透けたワイシャツの裾を捻っては吸った水をきつく絞る。
「へーくしょいっ!」
「きたねーな。ツバ飛ばすんじゃねぇよ」
 連続するくしゃみに、青峰は嫌な顔をしてそっぽを向く。
「なにそれっ、ヒドくないっスか! そもそもこの原因は、青峰っちが作ったんでしょーがっ!」
 その言われ様は納得出来ないっス、と唇を尖らせた黄瀬は胡乱に蜂蜜色の双眸を細めて青峰に尋ねる。
「だいたい、なんでイチイチ蹴るんスか? 挨拶ならもっと丁寧にして欲しいっス!」
「あん? お前への挨拶なんざ、あれで充分だろうが」
「…なんでそんなに、青峰っちは俺様なんスか…」
 さらりと洩らされた一言にがっくりと肩を落とし、ぶーぶー、と文句を垂れ流す黄瀬に、ピクリと額に青筋を立てた青峰は、もう一発見舞う気満々に脚を地面から上げる。
「なんなら、もう一発いっとくか?」
「ヒドッ!」
「――っくしゅん」
「!」
 青峰の、いっそ堂々とした理不尽さにそれでも懸命に立ち向かっていた黄瀬だが、そのくしゃみにハッとして、焦り背を屈め隣に立つ黒子を覗き込む。
「黒子っち、大丈夫っスか!?」
「…はい。なんとか…」
「っても、びしょ濡れだしな。早く着替えた方がいいな」
 青峰も黄瀬に向けていた態度をガラリと変え、とりあえずと持っていたタオルを渡してやる。
「ありがとうございます」
「悪ィ。これの上、なんも着てこなかったわ」
 自身の着ているセーターを引っ張り、青峰は貸せる手持ちがない事を素直に謝る。
「いえ。タオルだけでも十分ですから…」
「あっ、そうだ俺っ、黒子っちに会ってからこのまま海常行くつもりでいたっスから、バッグにユニフォーム入ってるっス。それに着替えればいいっスよ!」
 パチン、と指を鳴らして思いついた黄瀬は地面にしゃがみ込み、ベンチ脇に置いておいたバックをゴソゴソと漁る。
「んー。つっても、俺のだとちょっと大きいっスかね?」
「…ああ、まぁ、……だろうな」
 ほんの少しではなく、かなり大きいの間違いだろう、とは自分のかなり下に頭の天辺がある黒子を前にして、なんとか自分を抑えた青峰は言葉を濁す。

* * *

蜂蜜の視界を虜にしたのは、すらりとした脚を惜し気もなく晒してその場に佇む、黄瀬の背番号7のユニフォームをぶかぶかに着こなした黒子の姿だ。
普段から黄瀬が着衣している、青を基調に白と黒ライン入りの海常ユニフォーム。
体格差と身長差から、タンクトップの肩先が大きく擦り下がり、…下がり過ぎてその撫肩の薄い片肩になんとか引っ掛ける事で、もう片方側の二の腕が露わになっている。
「…っ」
動きやすいよう、腕回りがゆったりと取られた肩口からは、チラチラとピンクの乳首が覗いては隠れ、隠れてはまたひょっこりと尖りを出しては黄瀬の意識を奪い。
青藤色のさらりとした後ろ髪から覗く細い首筋から、黄瀬の視線が離れない。
「黄瀬君のユニフォーム、大きすぎます」
何処か不機嫌そうなのは、そのぶかぶかなユニフォームにコンプレックスを刺激されたからかもしれない。
それでも黒子らしく、そんなコンプレックスと静かに折り合いを付けた様で、自分のその出で立ちにクスリと小さな唇を上げて可愛らしく笑う。
「っ…」
 黒子の愛らしさにクラリと眩暈を起こした黄瀬は、よろりとよろけ青峰の肩に縋る様にして手を置く。
「…青峰っち。俺もう、駄目っすわ……」
肩に手を置かれ、弱々しく呟かれたその台詞に眦を上げ黄瀬を見た青峰だったが。
「はぁ!? っておい、黄瀬!」
ポタポタと。 
片手で覆ったその指と指の隙間から、鼻血を噴き出した黄瀬の姿にギョッとして。
いかな青峰でも驚き叫ぶ。
「なんスかこれ。褒美っスか!? 2回戦突破した俺への御褒美っスか!? なら3回戦突破したら、いったいどうなるんスか!」
 ガクガクと、鼻筋を押えてない手で体を大きく揺すぶられた青峰は、面倒とばかりに大きく黄瀬の頭を叩く。
「うるっせぇよ! 褒美なら褒美で有難く受け取っとけ!」
 いっそ投げ遣りな青峰に、けれどキラキラと両目を輝かせて黄瀬は納得する。
「…いいっスかね。いいっスよね!」


* * *

 トスリと、心臓を直撃した矢もそのままな黄瀬の行動は迅速に成された。
さっさと自身の服を脱ぎ捨て、次いで黒子からユニフォームを脱がせた黄瀬は、そのまま華奢な手首をむんずと掴み大股で浴室に入り込む。
バタリと擦り扉を閉ざし、シャワーの湯を捻り出したその腕を白い裸身に伸ばし抱き締めると共に、小さな桜色の口唇を奪う。
「…んっ…」
 鼻に抜けた愛らしい吐息に嬉し気に目を細めた黄瀬は一度唇を離し、角度を変え上唇を優しく噛み食み、下唇を舌先でくすぐる様になぞる。
「っ、ぁっ、…黄瀬、君…っ」
 温かなシャワーが降り注ぐ中、雪肌が寒さからではなく、黄瀬から伝わる愛情に感じ入った黒子の細やかな肢体がふるりと震え、その細っそりとした腕が黄瀬の背に縋る。
「…黒子っち」
自分を頼ってくる幼い仕草にトロリと甘い瞳を滲ませた黄瀬はぷるんとした唇を割り、早急に熱い舌で縮こまっていた舌を絡め取り、強引に自身の口腔へと迎え入れる。
「ぁ…」
ざらりと長い舌で怯える舌を撫でられた黒子の脚からガクリと力が根こそぎ奪われ、膝が折れる。
「辛いっスか? 俺に寄り掛かっていいっスから」
 唾液の銀糸を伸ばしながらキスを終え、ずるずると下がっていく黒子の項からス、と背筋に沿って大きな掌で円を描く様にして背筋を撫で下ろした黄瀬は括れたウェストを支え、そのまま軽い肢体をピッタリと胸郭に寄り添わせる。
「ん…」
 身体を慰撫され、閉ざされなくなった黒子の小さな唇から忙しなく籠った吐息が黄瀬の胸元を擽り、黄瀬をうっとりと笑わせる。
「感じてくれたっスか? 嬉しいっス」
ちゅ、とバードキスを湯に濡れた髪の天辺に贈った黄瀬がシャワーコックを捻り湯を止め、その手にボディソープを取って掌に垂らす。
ふわりと清潔な匂いがして、黒子の溶けた紺碧が黄瀬をゆったりと窺う。
「なんですか…?」
「石鹸っスよ。ほら」
 湯を含み入れ軽く両手でオリーブのソープを泡立てた黄瀬は、黒子の首筋を挟む様にして掌を動かし首筋ばかりか薄い肩も、もこもこの泡で包んでやる。


* * *

  
黒子に海常7番を着せてしまえ話です。

 
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shima500

Author:shima500
Author:ヒナ
アニメ1話~5話、トドメに4話エンドカード!で落ちました…。
原作好きでアニメは観るの躊躇してた人間とは思えない堕ちっぷりっスよ…。

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