vanilla
こちらはヒナの二次創作ブログです。 取扱は黒バス・黄黒SSとなっております。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ピアス記念日

 黄瀬のピアス記念日。本当に黒バスは色々と記念日が多くて踊らされてます。
 ピアス記念日もなんで8/30なんだろうと思ってたら、うひゃー公式だった!
 アニメといい漫画といい…美味し過ぎるよ黒バスはっ。
 ずっとピアスしてたのに外しちゃったよ。穴ふさがってないからもう一回しようかな…


 遅れてしまいまとしたがピアス記念日SSです。
 来年に持ち越すには滾った心が許してくれなさそうなんで。
 あ、全中の日程とか、スルーしてますんで…
   
 
    ピアス


「あ~、疲れたっス!」
 ドサリと体育館の扉口に座り風を受けながら汗を拭う黄瀬に、黒子はミネラルウォーターを差し出す。
「お疲れ様です」
「どもっス。でも、ぜんぜん苦労じゃないっスよ! 黒子っちと一緒にバスケすんのは楽しいっスから!」
「…だからって自主練しに、神奈川からわざわざ誠凜に来なくてもいいと思いますが」
 そしていつの間にか、誠凜メンバーに受け入れられている黄瀬の隣に座りながら黒子は問う。
「自主練は自分のための練習っスよ! 一番気合入るトコでやるのが一番なんっス!」
「…そういうものでしょうか」
「そーいうもんスよ。それに笠松先輩達も、オレがこっちで自主練すんの認めてくれてんスよ。つーか、むしろ妙に勧められるっスね」
「…どうしてですか?」
「それはっスね、『お前は黒子がいると、格好つけて張り切りまくるから丁度いい』だって!」
 笠松の声真似をしつつ笑顔で答えた黄瀬に、黒子は気の抜けたような返事を繰り返すしかない。
「はぁ」
「電車の回数券も部費で買ってくれたっス! オレ応援されてるんス!」
「……はぁ。それより黄瀬君、どうかしましたか?」
 会話をしつつも耳朶をしきりに指先で触る黄瀬に、黒子は尋ねる。
「ん~。ピアスがっスね…」
「はい?」
「や。夏にピアスって蒸れるんスかね。なんだか耳たぶがムズムズするっス」
「銀アレルギーですか?」
「んー。そーいうのではないっスね。きっと昨日付けっぱで寝ちゃったっスからよ。帰ったら一度外して消毒するっス」
 ニカリと歯を見せ笑う黄瀬のピアスをジッと見つめて、黒子は唇を開く。
「…ピアス」
「はいっス?」
「いつからピアスをしたんですか? あの頃はまだ、していませんでしたよね?」
 柔かな髪を風に流しながら普段どおりの無表情のままで聞いてくる黒子を双眸に映したまま、黄瀬は
眦を細める。
「――」
(黒子っちが、俺の、俺達の前から消えた日にっスよ)
「…黄瀬君?」
「……思い付きっス! ますますカッコイイオレになろうって、夏の終わりに度胸一発ピアス記念日したっス!」 
「……」
 一瞬の間を払拭し、綺麗に微笑む黄瀬に黒子は小さな唇を動かし静かに呟く。
「……そうですか」
「あ、今呆れたっスね!?」
「…さぁ、どうでしょうか」
「ま、呆れられてもいいっスよ。願も叶ったっスし」
「お願い事ですか?」
「そうっス。だからこのピアスは、オレのラッキーアイテムなんスよ!」
「緑間君みたいですね」
「そうっスね。でも効力はあったッス。――また黒子っちと会えたっスからね」
「……すいません。最後の方が良く聞き取れなかったんですが…」
 声を細めた黄瀬に、黒子は申し訳なさそうに眉を寄せる。
「なんでもないっス! そだ、黒子っち、マシバでバニラシェイク飲まないっスか? オレ奢るっスよ!」
 身軽に立ち上がった黄瀬に、細い腕を引かれるままに腰を上げた黒子も柔かな瞳で頷く。
「そうですね。行きましょうか」
「っス!」
(ホント、叶ったっス) 
手を伸ばせば触れられるこの願いが。 


 
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

リンク

プロフィール

shima500

Author:shima500
Author:ヒナ
アニメ1話~5話、トドメに4話エンドカード!で落ちました…。
原作好きでアニメは観るの躊躇してた人間とは思えない堕ちっぷりっスよ…。

最新記事

カテゴリ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。