vanilla
こちらはヒナの二次創作ブログです。 取扱は黒バス・黄黒SSとなっております。

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アニメ第23差し替えED

 先週と一緒で前方より後方が気になりますっ。あーもー、ストバス部分の差し替えEDで一本DVD作って欲しい!

 
 SSは桜井中心のようなそうじゃないような、黄黒な感じです。
 
「お。鉄心の木吉と一緒か。お前とチーム組むなんて楽しみだ。よろしくな」
「ああ。こちらこそな」
 同じ色のビブスを付けた木吉と笑い合って気さくに挨拶をした笠松は、視線をそのまま横に流して申し訳なさそうに肩を窄めて立つ、もうひとりのチームメイトに声を掛ける。
「んで、ええと、確かお前の名前、桜井だったよな?」
「! はい! スイマセンっ! 桜井良ですいませんっ!!」
(うわーっ。青峰サンとも今吉サンとも違うチームなんてっ…)
「ってなんだおいっ!?」
 ただ名前を確認しただけで大袈裟に謝ってくる桜井に、笠松は驚き両目を瞠る。
「待て待て。なんでそこで謝るんだ!?」
「ホント、スイマセンっっ!」
(上級生2人なんて、どう接したらっっ)
 首を傾げ男らしい眉を上げた笠松にジッと見つめられた桜井は、ますますテンパって慌てて頭を幾度も下げる。
「いや、だから…」
 米つきバッタかよ!と思わず突っ込みたくなる笠松だが、ここで突っ込みでもしたらまた謝られるんだろうかと唸っていると、桜井を挟んだ横合いから明快な声が届く。
「ははは。他校生ばかりで緊張してるのかな?」
「はっ、はいっ! 緊張しててスイマセンっっ」
「…うーん。これはなんだ、たんなる口癖かぁ?」
 腕を組み呟いた笠松に、木吉も頷きながら大らかに笑う。
「そうみたいだな。楽しい口癖だな」
「…楽しいかぁ?」
 何事にも動じない鉄心の態度に、笠松も溜息ひとつ付いて気持ちを切り替える。
「桜井」
「はっ、はいぃぃっ!」
「…まぁとにかく少しリラックスしろ。そんなんじゃ、勝てるゲームも勝てなくなっちまうぞ?」
 喝を入れるように、パシン、と笠松が桜井の背中を痛くない程度に叩けば。
「すすすすいませんっ。ホント、俺駄目でスイマセン!」
「駄目だなんて自分で言ったら、その言葉通りになっちゃうぞ。もっと強気でいかないとな!」
今度はガシリと木吉の大きな掌に肩を掴まれた桜井はますます恐縮と緊張に声をドもらす。
「そそそ、そうですねっ! はい、そうだと思いますっ」
「そうだ。強気だ! 今日は遊びっても、試合は試合だからな。手を抜くなよ!」
「だな。バスケは楽しく真剣にだ」
「はははははいっ。すいません、すいませんっ、弱気でスイマセン。どうにか頑張りますっ」
 左右から熱血に押し迫られ、桜井の両目がいっぱいいっぱいにぐるぐる回り出す。
(もう俺、駄目かもっっ)
「うわ~、その子犬の目、黒子っちそっくりっスね!」
 意思も眉も凛々しい2人に挟まれ、今にも泣き出しそうな桜井の耳にのほほんとした会話が届いてキョどっていた視線がそちらへと飛ぶ。
「だろ? だからテツヤ2号って名付けたんだ。ま、名付け親は小金井だけどな」
 涙目の桜井の視界に、楽しそうに雑談をする緑チームの面々が映り込む。 
(うう、なんだかあのチーム、楽しそうっ。それに1年が2人もいるっっ)
「そうなんスか! 黒子っちの頭の上がお気に入りなんスか?」
「みたいです。いつも乗りたがるので、ボクもいつの間にかバランスが取れるようになりました」
「ははっ、いいなお前。そこ特等席じゃないっスか!」
「アン!」
 わしゃわしゃと黄瀬に頭を撫でられた2号が、尻尾を振って嬉しそうに返事をする。
「尻尾まで振ってご機嫌ですね。黄瀬君が気に入ったんでしょうか」
「本当っスか!? うわー、こいつ可愛いっス! 黒子っちがいつも散歩させてるんスよね? 今度俺も混ぜてもらっていースか?」
「はい。せっかくですから、ランニングにしましょうか」
「するっス! 黒子っちと、黒子っち2号と一緒なんて贅沢なランニングっス!」
(ああもう、ホント楽しそう。それにあの2人、仲良さそうだな)
「よし!」
 羨ましげに見つめていた桜井を呼び戻す勢いで、笠松の力強い声が決定事項を告げる。
「気合イッパツ円陣組むぞ!」
(えええ。円陣って、3人しかいないのに!?)
 は、はは、と桜井の口が変な笑いの形を作る。
「そうだな。掛け声はなんにするべきだろうな?」
 真面目に乗った木吉にもまた、桜井の口は笑うしかない。
「そうだなー。桜井、お前もどんなのがいいか意見ちゃんと言えよ?」
 どこまでもマイペースな2人に、ぐるぐると、桜井の目は回り続ける。
「……ううっ。緑チームが良かったなんて思ってて、ほんとスイマセン…っ」




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アニメ1話~5話、トドメに4話エンドカード!で落ちました…。
原作好きでアニメは観るの躊躇してた人間とは思えない堕ちっぷりっスよ…。

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