vanilla
こちらはヒナの二次創作ブログです。 取扱は黒バス・黄黒SSとなっております。

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25話SS

 とうとう終わってしまいましたね…。こんなに毎週楽しみな&振り回されなアニメもそうないもので。
 本編はもとより、エンドカードに差し替えEDにデュエットソングに…ほんともう、振り回されっぱなしですよ。本望ですけどねっ。
 でも私的に25話より24話が好きです。「このままずっと見てたいな」と某テニスでも部長対決シーンで言ってましたが、まさにその通りで勝敗がついて欲しくない、2人の戦いをずっと目にしていたい…24話はそんなバスケシーンの最高潮な感じが伝わってきて画面に釘付けでした。黄瀬の目線とか仕草とか、あとこれはもう木村さんの力ですね、声がもうまさに黄瀬でした。あまりに格好良くてクラクラしました。
 25話もバスケシーンは秀逸で大好きです。でもなんか、試合後からラストあたりまでがちょっと淡々としていた気が…?色々とアニメスタッフに期待し過ぎなんですかね(笑) EDは2期をがっつり思わせる作りでサービスありましたけどね。
 これから2期が始まるまではなにを糧に生きればいいのか…。でもまぁ12月に特別DVDを出してくれるし、今はナンジャも開催してるし、何かしらやってくれるはず?と期待しつつ2期を待ちたいと思います。あ、そろそろ本誌で海常戦!がスタートするので、もう楽しみでなりません! こう考えると色々と糧はあるのか…。


 続きから25話SSです。
 「終わっちゃった」と思うと同時になんだか淋しくてSSとかうまく浮かばなかったので、書くのやめようとしたんですが1期最終回は一度しかないので、記念にと書きました。
 なんかうまく書けなくてヘコみましたが、それもまた記念ということで…

 

 
「ったく、お前らはどこほっつき歩いてんだ!」
 火神を呼び戻した携帯を振り回し、叱咤とともに火神の頭に日向は思い切りゲンコツを落とす。
「ってぇー!」
「早く帰んねぇと、監督の父ちゃんが怖いって何度言わせればっ…って、おい火神。黒子はどうした?」
 この期に及んでのまさかのミスディレクションに、カッ!と日向の眼鏡の奥の目が見開き辺りをくまなく探す。
「あー、あいつは大丈夫だ…です。だから先に帰って…」
「先に帰ってって…ちょっと火神君。どこに忘れてきたのよ!」
 火神の言い分にリコが片腕を腰に当て、ギューッと高い位置の火神の耳たぶを引っ張る。
「イテッ! ちょっ、監督ホントにイテェッ…ですよ!」
 容赦ない抓り具合に、火神は涙目になってリコにギブと叫ぶ。
「それより黒子君よ。どこに置いてきたのかさっさと白状しなさい!」
「わかった! わかったっ、です!」
「ならさっさと言いなさい!」
「あー…、敢闘賞な奴のところだ…です」
「はぁ? 敢闘賞って…なんだそりゃ、おい火神?」
 眼鏡の柄を持ち上げ意味不明な火神の説明に訝しげに日向が問うのに、
「…ふーん。…敢闘賞、ね。ま、それなら逆エビの刑は許してやるか」
 しょうがないと肩を竦めたリコが笑って、火神の耳たぶから手を放す。
「じゃあ先に帰りましょっか。黒子君はその人がきちんと送ってくれるでしょうしね」 
「それは問題ないだろ…です。…今頃甘えてんじゃないっすか? あいつ泣きそうだったし…」
「あら、黒子君は結構容赦ないわよ?」
「そうっすけど…あいつ、犬にはめちゃくちゃ甘いじゃないっすか」
「ああ、確かにそうね。2号のこともすごく可愛がってるものね」
「そっす。ま、あいつも犬みたいなもんすから…」
「それ、いい得て妙だわね」
 清々しい夏空にリコの笑い声が駆けあがる。


 広がる夏空。蝉の音と静寂だけがその場を包み込む。
 会った瞬間に伸ばした腕に細い体が引き寄せられ、地面に長く伸びた2人の影が一つの影へと重なり合う。
「……ホントにいるとは思わなかったっス」
 柔かな髪に顔を埋め呟かれた声に、柔かな声が答える。
「…それなのに、ここに寄ったんですか?」
「…そうっス。…あの試合見た後なら、黒子っちだったらきっと、バスケしたくなるかなーって、そう思ったっス」 
「…はい。青峰君も黄瀬君もすごかったです」
「……青峰っちは…そうっスね。だけどオレは、どうっスかね?……」
 悔しさとせつなさと…たくさんのものが混じり合い、今にも泣き出しそうな奮えた声に、届く声。
「…黄瀬君。ボクは試合中ずっと、黄瀬君ばかり見てました」
「…黒子っ、ち…」
「君がとても眩しくて、目を離せませんでした」
「っ…」
 抱き締めた小さな体が、さらにきつく抱き締められる。
「……明日から、頑張るっス。前も向くっス。だから――」
「…はい。今日はずっと側にいます」
 広い背をそっと抱き締め返す細い手に、零れた涙がある。
「……うん」
 




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shima500

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アニメ1話~5話、トドメに4話エンドカード!で落ちました…。
原作好きでアニメは観るの躊躇してた人間とは思えない堕ちっぷりっスよ…。

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