vanilla
こちらはヒナの二次創作ブログです。 取扱は黒バス・黄黒SSとなっております。

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ネクストしおりSS

 少し遅くなりましたが、SPARK7お疲れ様でした!
 スペースにお立ちよりくださった方々、有難うございました!
 当日は買い物でぐったりしてましたが、すごく楽しく1日過ごせました! たくさん黄黒本ゲットできました~
 次回はST3に参加致します。E32です。新刊はありません…。SPARKの新刊&既刊持って行きます。

 
 そしてそして! ネクストのしおり! ジャンプの告知見てからずっと楽しみにしてたんですが、やっぱ公式は胸にドカンときますね! まさか公式で黒子っちの海常ユニ姿を拝めるなんて思ってなかったですよー。それも黄瀬と一緒に描かれてるのがヤバイ! いや、黄瀬だけじゃないんだけど…。
 この企画考えた編集部GJ! まさに腐向けでどこらへん狙いかハッキリしてても買いますよ。ええ、手の平で弄ばされますよ…。本望だ。 
 続きから、その弄ばれた結果なSSです。
 184Qの黒子の、黄瀬が好敵手という台詞に泣きそうになった…っ。
  
「黒子っち!!」
 撮影現場の扉を開くと同時に21センチ差の上背に飛びかかられた黒子は、両脚のバランスを崩したままにギュッと黄瀬の胸元に抱き締められる。 
「…おはようございます」
 こんな風にして好意を全開にして人前でも懐かれる事に慣れてきた黒子は、いつもの無表情のままに挨拶を返す。
「…黒子っち、海常のユニフォームすっごく似合ってるっス…」
 抱き締めていた華奢な身体と少しだけ距離をあけて、じっくりと黄瀬は黒子の姿を確認する。
 いつもの誠凜のではない、鮮やかな青を基調とした海常ユニフォームを着た黒子の姿を、眩しそうに両目を細めて熱い眼差しで見続けていた黄瀬は唇を開いて呟く。
「今日の企画撮影、オレすっごく楽しみにしてたんス」
 感無量。そんな言葉がしっくりとくる声音で言われ、黒子もまたじっと黄瀬を見上げ問い返す。
「そうなんですか?」 
「うん。こんな形でも、黒子っちと同じユニフォーム着れるなんて夢みたいっス」
 にこにこと、頬を火照らせ心底から嬉しそうに笑う黄瀬に、黒子はクスリと小さな笑いを零す。
「大袈裟ですよ」
「そんな事ないっス! …本気の本気で嬉しいんスよ…」
 その言葉を体現するみたく、伸ばされた長い腕にほっそりとした背中を包まれ、黒子は再度きつく黄瀬の胸に頬を埋める格好で抱き締められる。
「ホント、嬉しいっス…」
「…はい」
 今にも泣き出しそうに掠れる声と震える背を慰める様にぽんぽんと黒子は優しく叩き、そのまま掌を精一杯に広げて大きな背を一瞬抱き締め返す。全ての想いをその手に込めて。
「…黄瀬君。撮影する皆さんが待っていますから」
 両手を落として、黒子は現状を黄瀬に進言する。
「あ、そうだったっスね!
 自分達2人きりではなかったと、状況を思い出した黄瀬が、それでも名残惜しげに黒子の細っそりとした指先を手の中に包み込んでから、踏ん切りをつける様にしてパッと離して明るく提案をする。
「どんなポーズにするっスか? やっぱこうっスかね?」
 先程よりかは力を抜いて、真正面から黒子を両腕に抱き締める。
「…苦しいですし、これだと海常ユニフォームが隠れてしまって、僕が着た意味がなくなってしまいますよ」
 そもそもは、誠凜以外のユニフォームを着るという事がポイントされた撮影だと黒子に質され、ハッと黄瀬は今日この撮影のコンセプトを思い出す。
「あ! そうっスよね! んじゃあ、抱き上げるのはどうっスか?」
 言いながらも早くも黒子の背中と膝裏に腕を回そうとする黄瀬に、黒子はストップをかける。
「それは丁重にお断りさせてもらいます」
「えー! なんでっスかぁ~? オレは黒子っちをお姫様抱っこしたいっス!」
「それは黄瀬君だけの希望で、僕の希望ではありません」
「ぶー。黒子っち、冷たいっス…」
 冷静過ぎる黒子の反応に、端整な顔をぷくりと膨らませ子供みたいにして拗ねる黄瀬を揺るぎなく見上げた黒子は小さな唇を開いて告げる。
「…黄瀬君は僕にとって好敵手ですから、ちゃんとライバルらしく撮ってもらいたいです」
「――黒子っち…」
 中学の頃から変わらない、澄んだまっすぐな眼差しとストレートな言葉を貰った黄瀬の口端が徐々に持ち上がり、照れた風に「へへ」と笑う。
「そうだったっスね。んじゃあ、こうっスかね?」
 黒子の両肩を両手で掴み、自身に向いていた身体をくるりと回転させる。
 そして黄瀬もまた黒子に背を向け、小さな背中に背中を合わせる。  
「これでどうっスか?」
 首を捻り視線を落として、黄瀬を見上げていた黒子と目線を合わせ微笑む。
「はい。これがいいです」
 静かに笑い返した黒子は、ソッとその体温を感じる様に黄瀬の広い背に背を任せるようにして寄り添う。
「…ねぇ、黒子っち」
「なんですか?」
「この撮影が終わったら、ユニフォームそのまま着たままで海常に来ないっスか? 一緒に練習しようよ」
「……」
 駄目っスか?と眉根を下げて窺ってくる黄瀬の誘いに少しだけ考えてから、黒子はコクリと頷く。
「…そうですね。それも楽しそうですね」
「! やったっス! オレの格好いいとこ、たくさん見せるっス!」
「僕も負けませんから」
「ははっ。負けず嫌いな所はそっくりっスね」
「そうですね」
 視線を合わせ笑い合う。
「はい、撮るよー! 視線こっち!」


 そうして。2人の穏やかでいて凛々しい眼差しがカメラへと向けられる。
 信頼しあった好敵手のように、共に戦ってきた仲間のように。
 背と背を預けて。 

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アニメ1話~5話、トドメに4話エンドカード!で落ちました…。
原作好きでアニメは観るの躊躇してた人間とは思えない堕ちっぷりっスよ…。

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