vanilla
こちらはヒナの二次創作ブログです。 取扱は黒バス・黄黒SSとなっております。

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黄黒義兄弟パロ

 もう年末進行!?っていうぐらい仕事がバタバタとしてきました…。体力が持たんっ。早く来年になって…っ!
 黒バス関連は色々と残念な事が重なっていて、仕事疲れだけが溜まって行く毎日を過ごしてます。  
 そんな仕事ストレス発散に、書いてみたかった黄黒義兄弟物語を書いてみました。
 好き勝手に書いているので、パロディが苦手な方は読まないでください。
 下記のATTENTIONを一読して大丈夫な方だけは「つづき」からどうぞ。


 ★ATTENTION★

 〝つづき〟から始まるSSは、黄黒義兄弟パロディになります。
  黄瀬と黒子が家族になる春から恋人になる冬までの物語。

  黒子(高1)と黄瀬(高2)が両親の再婚で兄弟になります。
  青峰が黄瀬の従兄弟で、黄瀬家に居候中。桃井とは幼馴染。
  全員が帝光高校に通ってます。
  基本は黄黒なので、黄黒以外のキャラはあまり出張りません。

  上記設定が駄目な人はけして読まないでください。
  仕事ストレス発散として、好き勝手に思いのままに書いてます。
  広い心で気軽に読んでもらえると助かります。 
  とりあえず春夏秋冬の、2人が出会った頃(春)の話を何回かに分けてアップしていこうと思ってます。
  

  緑間と高尾も帝光バスケ部員だとか春以降の話も大方は頭の中で出来ているので、そのままアップしていくか  一気にオフにしてしまうかは考え中です。
  
 それでは、黄黒でパロOKな方はお進みください。
 黄黒義兄弟物語 Ⅰー①

  黄黒義兄弟パロ Ⅰ―① 



「くぁあー、ねみー」
 制服のシャツの裾もズボラに乱れズボンからはみ出し、ネクタイも適当な格好で首に巻き付け、あくびを噛み殺し短髪をぐしゃりと掻きながらダイニングに現われた青峰に、制服の上から着付けたエプロン姿も堂に入った黒子が挨拶を掛ける。
「おはようございます、青峰君」
「おー、テツ。今日もいい匂いだな」
 浅黒い肌に白い歯をニカリと覗かせ、三白眼のきつく鋭い眼差しが愛嬌たっぷりに笑う。
 そうすると途端に人懐っこくなる青峰に、黒子も微笑み返す。
「テツが来てから、うまい飯にありつけてラッキーだぜ」
 椅子をガタリと鳴らし着席する青峰の前に、慣れた手付きで大盛りに白米が盛られたお茶碗が置かれる。
 ほっこりと艶やかな湯気が立つ炊きたてのご飯に豆腐の味噌汁。卵焼きに焼き魚と漬物。
 まるで旅館の朝食を思わせる和食善を前にして、目を輝かせて青峰が箸を握る。
「今までは、どうしてたんですか?」
「あー? 朝はそれぞれ適当だな。オレはコンビニが定番だったし、黄瀬のとーちゃんは、会社の食堂だったと思うぜ」
「…黄瀬君は?」
「あいつも朝は適当。、あいつ女からの差し入れが半端ねぇから、昼飯どころか、そいつで夕飯さえ賄なってたぜ。ま、オレも相伴してっけどな」
 箸を効率良く動かしながら、青峰は答える。
「そうなんですか…。なら青峰君も、夕飯はいらないんですか? 知らないで作っていましたけれど、無理して食べてたんですか?」
 食べざかりの年齢と部活で使ったエネルギー補強にと、黒子はけっこうな量を青峰の夕飯に出していたが、夕飯の前に昼に残った差し入れ弁当を食べているのだとしたら、補強どころか食べ過ぎ注意報発令だろう。
 黒子が母親の再婚を機に、黄瀬家で朝を迎えるのはまだほんの両の手で足りるほどだ。
 まだいまいち、青峰と黄瀬の生活サイクルを掴んでいないのも仕方ない事だろう。
 黒子本人すら、新しい家と新しく増えた家族との生活に順応している最中なのだから。
「やっぱり、突然すぎましたよね」
 誰にともなく、ポツリと黒子は唇から洩らす。
 黄瀬の父親と黒子の母親。出会いは上司と秘書として。
お互いに子持ち再婚同士の彼らは仕事の都合でこの春から渡米するのを機に、籍入れや結婚式、新婚旅行をすっ飛ばし引っ越しを最優先事項にした。
 高校一年になる黒子ひとりを家に残すのは危ないからと、春休みに義父の家である黄瀬家に引っ越しをしてきた黒子は母親が籍をまだ入れていない関係で氏はまだ変わっていなく‘黒子’テツヤのままだ。
 黒子の前で朝食を掻き込んでいるのは、黄瀬と同じ年で従兄弟の青峰だ。
 高校二年の彼は、通う帝光高校に徒歩20分…自転車ではその半分の距離が気に入ってそう遠くない距離の自宅を出て黄瀬家に去年から居候しているらしい。本人いわく、寝坊の常習犯らしいのだ。
 そして、そんな青峰の存在のおかげで、引っ越し先の生活を黒子は助けられている。
(青峰君がいなかったら、どうなってたんでしょう)
 義父も母親もいない。
 義父の息子である黄瀬涼太との2人きりの生活は、想像したらけっこう簡単に出来てしまった。
(…離婚間近の、夫婦みたいなんですかね)
 会話もなく、食事を一緒に取る事もなく。
「無理なんてしてねーって。テツが飯作ってくれるようになってから、オレ黄瀬の弁当奪ってねーから」
「…女の子が作ったご飯を食べた方が良くないですか? ボクはあまりレパートリーも多くありませんし」
 女子高生の手料理なら、見た目も色鮮やかで可愛らしいデコレート(デコレーション)も完璧だろう。
 黒子の料理は仕事で忙しい母親の代理料理だから、どちらかといえば見た目より栄養重視だ。
 青峰の前に淹れたお茶を出しながら、黒子は尋ねる。
「テツの飯うまいぜ? それに女が作った弁当は、量より見た目って感じで腹にはあんま溜まんねーよ」
「青峰君はたくさん食べますからね」
「おう。バスケやってっからな」
 そんな和やかな会話を交わしていたら、トントンと階段を下りて来る音が黒子の耳に入る。
少ししてカチャリとダイニングの扉が開き、無言で入って来た黄瀬はテーブルにいる2人を見ないままに、一直にキッチンの冷蔵庫を開けペットボトルを取り出す。
「おはようございます、黄瀬君」
 整った横顔に、黒子は今朝も挨拶を繰り返す。
「――」
 毎朝繰り返される黒子の挨拶に、面倒そうに眦が上がった切れ長の双眸がチラリと黒子を一瞥し、すぐに興味を失くしたように視線をスルリと外す。
 青峰はもちろん、学校の女生徒や友人の前ではけして見せない、何か苛立った様にも受け取れる頑なまでの冷めた表情。
 甘い顔立ちが表情を隠すとこんなにも硬質のイメージになるのかと、黒子は黄瀬を介して初めて学んだ。
 学校内はもちろん、学校外の女性にも騒がれる端整な顔立ちでモデルとして活躍している一方、強豪として全国でも有名な帝光中学バスケ部に二年からの中途入部をして直ぐにレギュラー昇格。
 高校に上がってからもそれは変わる事がなく。
 それどころか、バスケ以外にも様々な種目を器用にこなしてしまう運動神経の持ち主で。
 人懐っこい彼はけれど、唇をきつく閉ざすと眦の強さからか冷淡なイメージが強い。
 まるで、人を跳ね付ける狼のように。
「なんだよ黄瀬、もう行くのかよ?」
 黒子と黄瀬の間に、のんびりとした青峰の声が挿入する。
「昨日モデルの仕事で部活してないっスから。朝練まえに自主練っス」
 黒子の存在をさらりと無視し、青峰には朗らかに会話をする。
 また今日も返事がない事に、黒子は仕方ないと割り切り唇を開く。
「黄瀬君、朝ご飯食べませんか?」
「……」
「テツの飯、うまいぜ」
「あまり美味しくないかもしれませんが、運動をするなら少しでも食べて行った方がいいと思います」
 青峰の押しもあったのか、これにはちゃんと返答があった。低く潰れた声だったけれど。
「……いらない」
「なんだよ。食ってけばいいじゃんかよ」
「いーっスわ。女の子達から差し入れもらうっスから。―…だから、いちいちオレを気にするのやめてくんない? 返事すんの面倒だからさ」
 前半は青峰に。後半は黒子にとはっきりと区別して、不快に眉根を寄せ突き放して黄瀬は黒子をシャットアウトする。
「…おい、黄瀬!」
 黄瀬の台詞に、言い過ぎだと青峰が眼光もきつく声を上げストップをかける。
「…先いってるっス、青峰っち」
 肩で息を付き、ひらりと青峰に手を振り黄瀬は家を出てゆく。
「…ったく、なんだアイツ。せっかくテツが作ってんのに」
 ぶちぶちと文句を垂れながら、青峰は空になった皿に憤慨した心のままに音を発てて箸を置く。
「……」
 初対面の時から黄瀬は黒子に対して言葉少なく、一定してあんな感じだった。
 だから黄瀬は人嫌いとまではいかなくとも、人見知りするタチなんだろうと黒子は誤解していた程だ。
 けれども決してそうではなくて。
 あまり表情が顔に出ない黒子も、学校で女生徒といる時の黄瀬と、自分に向けた態度とのギャップの差に目を丸くして驚いてしまった位だ。
「突然できた弟ですし。ボクもまだ黄瀬君をお兄さんと呼び辛いですし…突然来たくせに煩かったですよね」
 エプロンを外しながら、黒子は呟く。
「んなことねーって。…あーまぁ、女にはへらへらしてっけど、黄瀬は基本的にヤローはどうでもいいって感じだしな。だからじゃねぇのか?」
 ボリボリと頬を掻きながら、青峰は言う。
「そうなんですか…でも青峰君には懐いてますよね」
「あー? まぁガキの頃から付き合いだしな」 
「…そうですね。あ、そろそろ出ないと朝練に遅刻しますよ」
 デジタル時計を見遣り、けっこうな時間になっていたのに黒子は青峰を急かす。
「って。やべぇ、遅刻したら赤司のヤローに絞められちまうわ」
 部長の名を出し、慌てて席を立って青峰は床に置いていたスポーツバックを肩に掛け玄関に向かう。
「お昼のお弁当は、後で体育館に持って行きますね」
 その背に向け、黒子は投げ掛ける。
「おう!」



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アニメ1話~5話、トドメに4話エンドカード!で落ちました…。
原作好きでアニメは観るの躊躇してた人間とは思えない堕ちっぷりっスよ…。

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